東海メールクワイアー第52回定期演奏会(2009.7.12 愛知芸術劇場コンサートホール) [演奏を聴く(仮)]
集客は満員!今回は邦人作曲家の作品が特集された。曲目は以下の通り。
男声合唱とピアノによる蒸気機関車への賛歌「走れ わが心」(作詞:伊藤海彦 作曲:大中 恩)
指揮:飯沼 京子・ピアノ:山元 里亜
歌曲集「 日本の笛」(作詩:北原白秋 作・編曲: 平井 康三郎)
指揮:伊東 恵司・ピアノ:平林 知子
男声合唱組曲「光る砂漠」(作詩:矢澤 宰 作曲:萩原 英彦 編曲:福永陽一郎)
指揮:伊東 恵司・ピアノ:平林 知子
男声合唱とピアノのための「 くちびるに歌を」(作曲:信長 貴富)
指揮:飯沼 京子・ピアノ:山下 勝
総括してアンサンブル・唄い回しに破綻は無いのだが、メンバーの高齢化のせいか暗譜率が低く
ダイナミックスの幅も狭いのでメリハリに欠けている気がした。激しい曲も「癒し系」に聴こえてしまう。
最後アンコールで唄われた「こんな夜には」「じゃあね」(作曲:大中 恩)は持ち歌を自信を持って唄ったのか
一番心に響いた。(因みに前者のソプラノ独唱は飯沼 京子先生!)
コンサートビルディングの難しさを痛感した演奏会であった。
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